マーヴァ コリンズ ストーリー

実在の熱血教師の話です。

公立校小学校に嫌気がさして退職した

マーヴァは、退職金を全額使って自宅の二階に学校を作ってしまいます。

通ってくる子供達は、落第すると言われている子ばかりですが、1年足らずで、5学年分ぐらい学力が高くなります。

でも、喜んでいる親ばかりではありませんでした。マーヴァの学校に通うようになってから、うちの子供の頭の中は、読書と勉強だけになってしまった。

遊びにも行かないし、テレビも見なくなった。シェークスピアなどの難しい本が

読めなくても、ふつうの本が読めて、

友達と仲良くしてくれればいいと。

詰め込みすぎて、子供の負担になっている気がする。何か、子供達を使って実験してるみたいだ。うちの子を実験台にしないでほしいから、公立の小学校に転校させたいと言ってきた母親がいました。

マーヴァはかなりショックを受けるんだけど・・・その母親の言うこともわかる

なって思いました。結局、その子は転校したんですがやっぱりダメで、またマーヴァの学校に戻って来たかったようですが、空きがなくて入らなかったようです。落ちこぼれの天使たちでもそうですが、社会に出たときの事を心配している

んですね、この先生たちは。

貧困や人種差別から抜け出して欲しい

思いが強いのでしょう。