まるごとすきです

工藤直子さんの本。

工藤直子さんの友達について書いてあるのですが、そこに直子さんの歳の離れた兄弟の友達で、30歳前後の高校で数学を教えている文男さんという方がでてきます。文男さんは子供に対して、大人になったらわかるよと言わない大人で、10代の直子さんの生意気な人生観をとことん聞いてくれ、いろんなことを教えてくれるし、元気づけてもくれる、子供でも対等な人間として扱ってくれる人なんだそう。

読んでいて少し泣いてしまった。

私もこんな大人に会いたかった。